2期目の決意表明

管理職でない係長に管理職手当てと時間外勤務時には、時間外勤務手当て相当の管理職手当て時間外勤務時加算があるなど、私たちの常識では理解できない不思議なことが市役所にはいっぱいです。
官民給与格差の是正や査定にもとづかないボーナス支給などと併せて市当局を追及して参ります。
これからも多田浩一郎は闘い続けます。
引き続きのご支援どうぞよろしくお願い申し上げます。宣戦布告から戦闘開始へ突き進んで参ります!!取り急ぎ2期目の決意表明とさせて頂きます。

平成19年4月23日 宝塚市議会議員 多田浩一郎

神戸新聞(2007.4.23) PDF131KB
毎日新聞(20074.23) PDF44KB
読売新聞(2007.4.23) PDF27KB

2007年市議選演説内容

私は今回の選挙戦のキャッチフレーズで「既得権者に宣戦布告」と言わせて頂いております。市議会議員を4年間させて頂いて私はつくづく「宝塚市の最大の既得権者、最大の抵抗勢力は実は市役所の職員さん、お一人お一人なのではないか」と思うようになりました。そう思うようになったいきさつをお話します。

「私は議員になる前、一サラリーマンでした。このご近隣にお住まいのみなさんも会社にお勤めの方が多いので、すでにご承知のこととは存じますが、サラリーマンがボーナスを貰おうとすると、その前に厳しい査定を受けなければなりません。頑張ればボーナスは増え、頑張らなければボーナスは下がる、そして、頑張れない年が続くとそのうち肩を叩かれてしまう、厳しい現実ではありますが、これが社会の常識・当たり前となっています。

公務員のボーナスの正式名称を勤勉手当てと言います。その名のとおり職員個々の勤勉度合い、つまり頑張った度合いに応じて支給されるのが本来あるべき勤勉手当ての支給方法とされ、頑張れば勤勉手当ては増え頑張らなければ勤勉手当ては下がるように支給することが原則とされています。

要するに、公務員の世界でもサラリーマンと同様に査定に基づくボーナスの支給が大原則なのです。よその自治体では、その大原則どおりに運用されているようですが、みなさんがお住まいのこの宝塚市では違います。どんな職員にもボーナスが一律の割合で支給されています。なぜなら宝塚市では査定に基づいたボーナスの支給の根拠となる地方公務員法40条で義務づけられた職員の勤務評定が行われていないからです。査定をしていないために勤勉度合いに応じたボーナスの支給ができないのです。

私は、昨年9月の市議会でクリーンセンター職員が勤務時間中に無断で外に遊びに行ってしまう、いわゆる中抜けの問題を取り上げました。この中抜けをした職員はその後に懲戒処分を受けましたが、そんな懲戒処分を受けた職員にまでも昨年12月の冬のボーナスを他の職員と同様にボーナスの満額支給を行うよう労使で取り決めていたのです。私は12月の市議会で「中抜けして懲戒処分を受けた職員にまでも他の職員と同様に勤勉手当ての満額支給を行うことは、判例から違法な市長の裁量権行使にあたる」と指摘した結果、急遽、労使の取り決めが覆り中抜け職員へのボーナスの減額支給が決まりました。もし私がこの労使の取り決めを黙認しておれば、間違いなく彼らへのボーナスの満額支給は行われていました。悲しいけれどもこれが宝塚市の実態です。

私は、「そもそもすべての職員にボーナス(勤勉手当て)が一律に満額支給されることは、勤勉手当ての趣旨に反した支給方法であり、査定に基づいたボーナス(勤勉手当て)支給を行うために、査定すなわち職員の勤務評定を行うよう」2年前の予算委員会ですでに質疑をしておりました。

しかし、その時の市当局の答弁は、「もちろんボーナス(勤勉手当て)は査定に基づいて支給されるべきと思うが、査定に基づくボーナスの支給は職員の勤務条件に関わることなので労使交渉で妥結をしたら、査定に基づいてボーナスを支給する制度の導入を行いたい」という答弁を受けました。

私はただ「社会の常識を市役所の常識にしましょう」とただただ言っているだけなのに、それがすんなりと受け入れて貰えずがっかりしました。

そして、その後に市役所の職員たちは、査定にもとづくボーナス支給の根拠となる法律で義務づけられた職員の勤務評定の導入に対してまでも反対し抵抗していくようになりました。いまだに査定に基づくボーナスの支給は行われていません。

私は、そうした市職員たちの醜い抵抗の実態を目の当たりにし、冒頭、申し上げましたように、私はつくづく「宝塚市の最大の既得権者・最大の抵抗勢力は実は市役所の職員さんお一人お一人なのではないか」と思うようになったのです。

そして、私は「この既得権者・この抵抗勢力たちと正面から闘わなければならない、いつか決着をつけなければならない」そう思うようになりました。

だから今回の選挙戦でキャッチフレーズを「既得権者に宣戦布告」と言わせて頂いております。私はこの闘い何が何でも負けるわけにはいきません。なぜなら公務員のボーナスは、サラリーマンの血と汗の結晶である血税から支払われているからです。成果主義で搾られるサラリーマンから頂いた血税をばらまくボーナスの支給方法は働く者への侮辱以外の何物でもありません。

しかし、一方で私は一人の弱い人間でもあります。市役所は職員2000人からの大きな組織、2000人に一人で喧嘩を挑んでも勝てるはずがありません。だから、今こそ皆さんお一人お一人のお力添えが必要なのです。もし今度の日曜日の投票日に投票用紙に多田浩一郎と書いて下されば、そんな方が市内に2000人程いらっしゃれば、私はこの問題を引き続き市議会で市当局を追及していくことができます。もし3000人や4000人の方が多田浩一郎と書いて頂ければ私は上位で当選します。そうすると阪上市長はじめ幹部職員や市職員一人一人が、「これが市民の思い市民の本音なんだ」と私の主張を受け止めてくれ、早く改めなければならないと気づいてくれると思うのです。

私は、本当はこうしたことを本気で望んでいます。悪いことを人から言われて改めるのではなく、自分たちで気づいて自分たちで変えていける、そんな自立した市役所に変わって欲しいのです。そんな自立した宝塚市役所に変われたときに初めて本物の市民からの信頼を得られるのではないかと思うからです。だから今回の選挙戦負けるわけにいかないのです。

みなさんは、市役所の職員さんがどんなふうにボーナスを貰おうが自分と直接関係ないから興味がないと思われるかもしれません。でもそれは違います。

これから少子高齢化を迎えこれまで以上に予算が必要な時代を迎えます。国からの交付税は毎年削減され、入る金の増加はあまり期待できないのに、出ていくお金は増える一方となります。しかし、もうすでに宝塚市は市税収入365億に対してその5倍近い1677億円の借金があります。経常収支比率は98.1でこの数字は全国自治体ワースト95位です。もちろんワースト1位があの夕張市です。これからは、これまで以上に最小の経費で最大の効果を上げる施策の実施が求められます。

しかし、そうした施策の実施を考えるのは市役所の職員さんお一人お一人であり、そうした斬新な施策はモチベーションの高い職員集団から生まれてきます。頑張っても頑張らなくても給与やボーナスが同じという中では、職員のモチベーションは高まりません。事実、市役所の職員間には、「頑張っても頑張らなくても同じという中でなんでそんなに市民のために汗をかかなければならないのか」という空気が流れています。

その結果、行政サービスの革新は遅れ高コスト低品質のサービスのままです。結局、無駄に税金が使われサービスも良くならないまま、という形でみなさんにしわ寄せが行くのです。結局、市職員のボーナス一律支給は最終的には皆さんの暮らしに直接関係する問題なのです。だからこそ今回の勝負、多田浩一郎、絶対に負けるわけにはいきません。

皆様におかれましては4年前私が新人だった頃以上の大きなご支援をお願い申し上げまして、この場でのご挨拶と致します。ご静聴ありがとうございました。

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